内閣府宇宙開発戦略推進事務局(調整中)
国際航業株式会社 LBSセンシング事業部 RSソリューション部技術企画担当部長 新井 邦彦氏
国際航業株式会社は、衛星データ、航空画像、各種センサー等からの情報を地理空間情報と併せて、様々なシーンで利用している企業である。地球観測に関する利用技術の開発やサービス展開については、既に50年近くの実績を有しており、国内海外ともに、多くのお客様を有している。新井氏は、衛星データを利用した農業支援サービスや台風接近時の観測体制、海外における森林REDD+等のクレジット創出事業、さらに内閣府先進宇宙利用実証では過去5年にわたり5カ国での実証をそれぞれのテーマで展開している。
<当日の講演内容について>(新井氏コメント)
SDGsが社会の中に浸透し始めていますが、既に折り返し地点に来ています。企業はSBTに基づく経営に迫られ、今やTCFDやTNFDを意識した社会活動が求められてきています。一方、宇宙システムはここ数年で劇的に変化を遂げてきており、欲しい情報が欲しいときに、またAIを通じてよりターゲットに的確な情報をお届けすることができてきています。本日は、いままで弊社で手掛けてきた宇宙利用関連のビジネスの紹介とともに、今後広がるであろうSDGsを意識したサステナブル社会での宇宙利用について、お話させて頂ければと思います。
株式会社天地人 代表取締役CEO 櫻庭 康人氏
株式会社天地人は、高精度・高分解能な地球観測衛星データを活用し、農地等の土地のポテンシャルを最大限に活かすための分析・評価サービスである「天地人コンパス」を提供している。また、他の企業との協業により、「宇宙ビッグデータ米」の栽培、販売の実績を有する等、先進的な取り組みを進めているJAXA公認ベンチャーである。
<当日の講演内容について>(櫻庭氏コメント)
宇宙ビジネスは、民間主体に海外で大きく広がってきており、国内でも活用が期待されております。内閣府主催のS-boosterで受賞させていただいてからの活動や実績、事例をご紹介しながら今後の展開についてお伝えしたいと思います。
Planet Labs PBC Regional Sales Director Steve Jenks氏
Planet Labsは、軌道上に約200基の衛星コンステレーションを構築し、衛星データの提供や地理空間ソリューションを提供するリーディングカンパニーである。ハイパースペクトルセンサーを搭載した「Tanager」が、メタンガスや二酸化炭素の排出源特定・追跡を行う官民連携のプロジェクト”Carbon Mapper Coalition”で活用がされる。Steve氏は、Planet Labsのセールスディレクターとして主に日本、インド市場を担当しており、国内外における知見を有する。
<当日の講演内容について>(Steve氏コメント)
地球環境分析のための衛星データ提供について、衛星コンステレーションの構築やユースケースをお話させていただきます。
※セミナー終了後、現地会場では講師等と自由に名刺交換や歓談いただけるお時間がございます。(~16:30)
※プログラムは予告なく変更になる場合があります。
※会場での参加について、参加上限に達した場合はYouTubeでの参加をお願いする場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※お申込みいただいた方には、開催日前日までに確認メールを送信いたします。前日までにメールが届かない場合は、お手数ですがお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。