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S-NETメールマガジン


        2022年3月2日(水) vol.73
        発行元:S-NETウェブサイト

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S-NET事務局です。
本号では、令和4年度宇宙航空科学技術推進委託費の公募についてお知らせします。
https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1401208_00003.htm

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令和4年度宇宙航空科学技術推進委託費の公募
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文部科学省では、このたび令和4年度宇宙航空科学技術推進委託費について、下記のとおり公募を開始しましたのでお知らせします。

1.事業の概要
本事業は、宇宙航空利用を新たな分野で進めるにあたって端緒となる技術的課題にチャレンジする研究開発、宇宙航空開発利用の発展を支える人材育成等、宇宙航空開発利用の新たな可能性を開拓するための取組を行い、さらなる裾野拡大を目的としています。令和4年度は、以下のプログラムに沿った課題を募集します。
なお、本公募は、令和4年度予算の成立を前提とするものであり、予算の成立状況によっては事業内容や事業予算を変更する場合があります。

(1)宇宙航空人材育成プログラム(1件あたりの上限:1,5000万円)
科学技術に関心のある大学院生、大学生、高等専門学校生等(主に医理工系等)の学生を主な対象として、衛星、ロケット、航空機等の関連技術や宇宙航空を巡る国際関係、関連施策等における実践的な取組を通じて、宇宙航空に関する広範囲かつ高い専門性を有する次世代人材の育成を目指す。

(2)宇宙航空脱炭素技術等創出プログラム(1件あたりの上限:1,500万円)
航空機の水素燃料・電動技術や機体軽量化・効率化技術の開発・高度化の促進といった、宇宙航空分野における脱炭素化や、衛星から得られたデータの活用といった宇宙航空科学技術と異分野シーズ・ニーズとのマッチングによる新たな宇宙航空開発利用の可能性の開拓を通じて、将来的なカーボンニュートラルの実現に向けて新たな価値の創出・提供を目指す。

(3)宇宙探査基盤技術高度化プログラム(1件あたりの上限:3,250万円)
宇宙における探査活動において、月を目指す各国の動きが活発化している背景を踏まえ、我が国が強みとする地球低軌道の超小型衛星開発等で培われた大学等の技術を活用し、月探査に必要な超小型探査機等の基盤技術の開発や分野間での共有・利用を促進する。
令和4年度は、「基盤技術(通信系)」を公募する。
【基盤技術(通信系)】
将来の超小型探査機に搭載可能な地球、月以遠の間の通信を可能とするための技術(高周波無線通信技術、超小型通信機、高効率・軽量アンプ、超小型衛星用アンテナ等)

(4)「人文社会×宇宙」分野越境人材創造プログラム(1件あたりの上限:1,500万円)
宇宙開発利用の領域が拡大し、理工学領域のみならず、人文・社会科学領域の観点での宇宙活動が求められる中、将来の宇宙分野の裾野拡大や我が国のプレゼンス強化を目的とし、国際的な宇宙活動ルールの形成等を牽引すべく、人文・社会科学系の高度な知見を宇宙分野に応用するための人材育成基盤を構築する。
令和4年度は、「宇宙活動ルール形成人材強化」を公募する。
【宇宙活動ルール形成人材強化】
デブリや探査に係る国際的な宇宙活動ルールの形成に向けて、宇宙関係の国際法・国際ビジネスルールの形成を主導する人材の育成。(※海外との連携を奨励)

(5)「AI・デジタル化×宇宙」技術革新人材育成プログラム(1件あたりの上限:1,500万円)
我が国の宇宙活動の自立性確保及び国際競争力強化のためには、宇宙輸送や衛星コンステレーション等の今後発展が見込まれる国際的な民間市場において、価格競争力を有する将来輸送システム・衛星の開発や、衛星データ等の更なる利用拡大を推進する必要がある。このためには、大量のデータの解析によって新しい知見の発見をもたらし得るAI技術や、フレキシブルな安全試験システムによる様々な仕様要求への対応や開発工数の削減等を念頭に、宇宙輸送システムや衛星の開発・運用プロセスを刷新するデジタル化技術など、最新のICT技術・情報分野の高度な知見を宇宙分野に活用できる人材の育成が急務である。このため、大学等の情報系と宇宙系の学科・専攻が連携した分野横断型の教育プログラムや宇宙企業との共同研究機会等を通じた人材育成基盤を構築する。


2.スケジュール
公募開始から事業開始までのスケジュールはおおむね次のようになる予定です。

令和4年  2月22日(火)  公募開始
4月22日(金)17時  公募締切
 5月下旬(※)  第1次審査(書面審査)
 7月上旬(※)  第2次審査(面接審査)
 7月下旬   課題採択、採択通知もしくは不採択通知
 10月上旬  委託契約、委託業務開始

3.公募要領等
詳しくは以下の公募要領を御覧ください。
https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1401208_00003.htm

4.問い合わせ先
本公募に関するご質問等については、下記の問合せフォームを通じてご連絡ください。なお、問い合わせについては、質問者が特定される情報等を伏せた上で、質問及び回答の内容を本事業ホームページにて公開させていただきます。

宇宙航空科学技術推進委託費 令和4年度公募 お問合せフォーム
https://forms.office.com/r/WHNepJ0BQb

研究開発局宇宙開発利用課
担当者 相浦、坂井
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S-NET スペース・ニューエコノミー創造ネットワーク ウェブサイト
https://s-net.space/

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